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ニットを通じて、ブランドを表現
一本の糸から、アパレルの未来を紡ぐ
  • 第一カンパニーICB
    ICB Div.
    商品Sec.
    デザイナー

  • A.K

Interview 01

自分の企画が初めて商品化された喜び

「キャリア女性向けのブランド「『ICB』のニットデザイナーを担当しています。これまでメンターでもある先輩デザイナーのアシスタント業務に加え、ICB全体の検討会や展示会の準備をしつつ、少しずつデザインの仕事にも携わってきましたが、今年の1月に初めて自分の企画が形になりました。
今回、私がデザインを担当したのは『MIZUHIKI ニット』と名付けたカラーニットです。袖の部分に、人と人を結びつける意味を持つ日本の伝統工芸品『水引』のモチーフをニットならではの手法で取り入れ、日本の6つの伝統色で展開しています。リサイクルポリエステルから作られた環境に優しいサステナビリティ素材の糸は、ストレッチ性が高いため着心地が良く、形態安定性にも優れています。
企画会議でプレゼンが通ったときは、本当にうれしかったです。『MIZUHIKI ニット』では、下げ札のグラフィックデザインも手掛けることができました。下げ札には石川県金沢市で和紙から丁寧に作られた本物の水引を添えました。初めてのことばかりでしたが、最後まで大変さよりもうれしさが勝っていました。とてもやりがいを感じる仕事でした。」

韓紅、承和色、青磁…。伝統色が持つ世界感を様々な視点で構築していく「MIZUHIKI ニット」は、ブランドが掲げた23SSシーズンテーマ「CONNECT」と社会的なテーマである「サステナブル」を結び付けたICBオリジナルニット企画だ。

自分の企画が初めて商品化された喜び

Interview02

オンワード樫山はニットに力を入れている数少ない企業

「手先が器用でいろいろ創る母を真似て、小学校から手編みをしていました。その頃から一本の糸が持つ無限の可能性に夢中でした。ニットの持つ柔らかさ、絶妙なシルエット感、伸びたり縮んだりしてしまうところなど私にとってニットの全てがたまらなくかわいいんです。
高校のデザイン科と専門学校の双方でニットを学び、就活では迷うことなくニットデザイナーを志望していました。いくつかのアパレルメーカーを検討するなかで、オンワード樫山では、ブランドの垣根を超えてニットの可能性を追求していると聞きました。ニットには、布帛とは異なる特殊性や難しさがあります。オンワード樫山なら、より深くニットに関われるのではと思い、すぐに応募しました。
入社して感動したのは、いろいろな素材を触れることです。オンワード樫山は複数のブランドを展開しているので、いろいろな商社が素材のプレゼンに来てくれます。新しく開発された糸や編地をいち早く確認できるのは、創作意欲が刺激されます。同じ糸でも編み方によってまったく違う仕上がりになるニットは、本当に奥深いんですよ。」

一本の糸から始まる、ニットが持つ無限の可能性。その魅力をデザイナーとして追求していく。

Interview03

世界に誇れる日本の技術で、アパレルの未来を創りたい

「ICBでの企画経験を通じて、『これでもいい』ではなく『これだからいい』というデザイナーの意志が、ブランドを強くすることを学びました。将来はディレクターやチーフとして、自分が携わるブランドの力を高め、それをお客さまにしっかりと伝えていけたらと思っています。
出張で地方の工場を訪れると、日本には世界に誇れる技術がたくさんあることに気づきます。小さいブランドでは難しくても、オンワード樫山の規模ならできることがあると思うんです。世界レベルの技術を持つ日本のアパレルの未来は、きっと明るいと勝手に信じています。だからこそ考えることを放棄せず、服作りに携わるたくさんの人たちと一緒に、素晴らしい技術を魅力ある商品に高めていくことを目指しています。」

Made in Japanの技術から生まれる魅力ある商品は、人々の毎日を心地よく、鮮やかに彩っていく。

MESSAGE

MESSAGE

「デザイナー志望の学生さんは、内定が決まらないと『自分には価値がないのでは』と思いがちなのではないでしょうか。でも服飾の学校で3~4年学んだなら、それまでの積み重ねがあるはず。それを思い出して、自分がやってきたことを信じて、自信を持って就活に挑んでほしいと思います。」

(掲載の内容は撮影当時の情報に基づいております。)

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