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職種紹介

専門職

パタンナー
洋服を設計する、洋服の構造をつくる

パタンナー

葛西 朝子
Asako Kasai

生産技術部
レディス技術4課

CAREER

2006年『ICB』 パタンナー
2011年『DKNY』 パタンナー
2014年『自由区』 パタンナー

(2012年春〜2013年春 産休)
※所属部署は取材当時

STORY1

2次元の絵を、自分の手で3次元の洋服にする。

入社1年目、初めてデザイナーから絵型を渡されたときのことを今も鮮明に覚えている。スカートだった。必死で向かった。「うれしかったですね。しかも、これがたまたまファッション雑誌に掲載されたんです。3センチ四方くらいの小さな写真だったんですが、よく見つけたね、とまわりからは言われて(笑)」。オンワード樫山の基幹ブランドのひとつ、『ICB』で5年を過ごした。デザイナーの作る2次元の絵を、自分の手で3次元の洋服に仕立て上げていく。パタンナーという仕事の基本をマスターすることができたと同時に、この仕事の醍醐味を改めて知った。「自分が作った洋服が、有名百貨店の売り場に並ぶわけですね。お店を見るのも、いつも楽しみでした。ちょっと特別なときに、気持ちをぐっと上げるために着てくださる、というお客さまも多いブランド。自分が作った服が、誰かの気持ちを盛り上げている。そんなふうに思うと、またうれしくなって」。求められているのは、デザイナーが求めるシルエットをいかに実現させるか、ということ。自分らしさが求められるわけではないし、求めてはいけないと思った。「そこに難しさがあるわけです。でも、求められているものを具現化するのに、私の技術がある。サンプルを見たデザイナーから“かわいい”と言ってもらえるのがまた、大きな喜びでしたね」。

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