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職種紹介

専門職

デザイナー
市場を見極め、洋服を創造する

デザイナー

STORY2

自分が担当したデザインが世に出ていくうれしさ。

子どもの頃から両親がいろいろな洋服を着せてくれた。自然にファッションが好きになり、漠然とデザイナーという仕事に憧れた。しかし、生まれ育った地方都市では夢に描くには現実味に欠ける職業。「ファッションデザイナーになるにはどうすればいいかなんて、まったく分かりませんでした」。自信もなかった。有名な専門学校に行く勇気は湧かず、小さな専門学校への進学を決断。そこでヒントに出会えるかもしれない、と思った。「就職活動では手当たり次第にとにかく受けてみようと思いました。チャンスがもらえるなら、どこでも行こう、と。気になるなら、とにかくチャレンジすることです。実際、現場で求められているのは、いろいろなタイプ。多様性が大事なんです。だから、多様な人にチャンスがある」。配属になった『組曲』は、地元の百貨店でも最も目立つ場所にあったメジャーブランド。入社2年目、初めて自分が担当したデザインが商品になったときは、飛び上がるほどうれしかった。親戚中に電話をかけた。「今もよく覚えています。デザイン画が、今でも描けてしまうほどですから(笑)」。やがて自分のデザインした商品が雑誌に掲載されるようになると、付箋を貼り付け、よく両親のもとに送った。「でも、何よりうれしいのは、実際に着てくださっている方を街で見かけたときです。思わず、話しかけたくなってしまいます(笑)」

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