職種紹介

どんなものでも引ける、パタンナーになりたい。

入社4年目から『MICHAEL MICHAEL KORS』へ。雰囲気が大きく異なるブランドへの異動だったが、また新しい経験をして幅を広げられる、と感じた。今のブランドでは、ニューヨーク発の企画から日本に合うものがピックアップされ、デザイナーが絵型に仕上げる。そこから5人のパタンナーがやりたい絵型をチョイスしていく。「若いパタンナーから順番に、です。やりたいものをやったほうが気合いが入りますからね(笑)」。そしてサンプルの段階でニューヨークのチェックを受け、ゴーサインが出たものが日本市場に送り出される。「アメリカでの評価というのも、なかった経験ですから面白いです。私は何でも引けるパタンナーになりたいんです。どんなアイテムでも、どんなブランドでも」。かつては休日も仕事のことをよく考えた。だが、今はオンとオフをきっちり分けるようにしている。そのほうがむしろ仕事に集中できるとわかったから。「でも、ついつい洋服を見に行きたくなって、出かけちゃうんですよね。しかも、行くと買いたくなってしまうので(笑)」。6年目になる現在は、若手社員を教える立場に就いている。「自分が教えてもらったことを、今度は後輩たちに教えたい。教えるのって、本当に難しい。でも、その過程で自分も鍛えられていくんです」。

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