職種紹介

デザイナー

真の実力が問われ、成長していける場所。

社会人になったら学生のようには自由にできないだろう、と学生時代は思っていた。だが、そうではないことに次第に気づいていった。「確かに好き勝手に何でもデザインしていいわけではありません。店頭における売り上げに貢献することを考えなくてはいけない。製造コストも意識する必要があります。でも、制約がある中で、どこまでのことができるか、ということこそがデザイナーの力量だと分かったんです」。

基幹ブランドだと、できることは限られるのでは、と思っている人もいるかもしれない。「でも、だからこそ本当に実力が問われ、デザイナーとしてしっかり成長していけると思うんです」。こういった明確な意識を持ったのは、初めて出張した時だった。「縫製工場で多くの方々が一生懸命に、私のデザインした服を縫い上げ、仕上げてくださっていたんです」。洋服づくりは、本当に多くの人が関わる。大きい規模のブランドになればなるほど、そのスケールは大きくなる。「そのときに思いました。商品に携わるすべての人たちのためにも、私は良いものを作らなくてはいけない、多くの方に支持される売れるものを作らなくてはいけない、と。背中を押されたんです」。

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