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着る人を幸せにしているか
手元に届くまでをデザインする
  • メンズカジュアル事業本部
    23区HOMME商品グループ商品課
    チーフデザイナー
  • 小林 圭介
  • KEISUKE KOBAYASHI

Interview 01

デザイナーとしてのキャリアの積み方

「入社当初のチーフデザイナーが私の師匠なのですが、最初の3年ぐらいは、とにかくがむしゃらにしがみついていったという感じです。チーフデザイナーのディレクションが出てくる前に、自分でテーマを決めてみたり、スタイリング画を提出してみたり。もちろん、ダメ出しをされるのですが、悔しいから粘って提案するということを続けていたら、短期間でチーフデザイナーになることができました。常に自分がいる立場よりも1つ先のステージで物事を考え行動してきたことが、今の自分を作っていると思います。」

常に向上心を持って取り組んできたが、つらい時期もあったと言う。しかし、そのような時には必ず助けてくれる人が現れ、次のステージが見えてくるそうだ。彼は、現在もさらなる高みへと向かっている。

Interview 02

デザインとは

「デザインの仕事は、作るところからお客様に届くところまでがデザインだと考えています。1つの糸を工場で縫うことからスタートし、最後お客様の手元に届けるまでがデザインになってきます。だから、我々デザイナーはどのように作って、どう届けたいか、さらには届いた後にどのような感情にさせたいかというところまでをイメージしクリエイションすることが大切です。」

デザインを大きく捉えている彼のチームでは、メンバーのクリエイティブな才能を発揮して欲しいと考え、制限することはほとんどないそう。それぞれの意思を尊重し届いた人を幸せにするストーリーを創り上げる。

Interview 03

目指すべきモノづくり

「今は、社会全体的にサスティナブルという言葉が流行り言葉のように使われています。持続可能とか土に返るなどエコロジーの発想ですが、私は、買った人が捨てたくない、大事にしたいと思える服を作りたいと考えます。愛着があってボロボロになるまで着たくなるモノ。トレンドで終わらせたくないというのが目標です。」

数々の服を手掛けてきたが、自身が作った服を着ている時に友人や家族など一緒にいる人から“いいね?どこの?”と言われることが、身近で1番嬉しいことかもしれないと話す。その姿からは、作り手としての1着1着への愛情が感じられた。

MESSAGE

「真剣にやっていると、自然と周りの人が助けてくれるのがオンワード樫山です。自分の力を発揮するためには、仕事の幅を自分で決めないことが大事です。伸び悩む多くの人が、それは自分の仕事じゃないと決めつけてしまう人です。
幅広く興味を持ち、周りの人と信頼関係を築いて挑戦を続けてください。」

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