recruit

ENRTY/RECRUIT

エントリーはこちら

常に時代の中心にあり続ける
23区の魅力を最大化させる
  • 第一カンパニー23区Div.
    チーフMD

  • Y.S

Interview 01

23区を担当するチーフMDの役割とは

「現在、私はオンワード樫山が手がけるブランド、23区のチーフMD(商品企画)を担当しています。23区は、JAPANESE WOMEN’S STANDARDをコンセプトに、凛とした上品な美しさを楽しみたいと願う女性に向け、自身のスタイルを自由に楽しみながらも、いつの時代もブレることなく、世の中の中心であり続けられる安心感を提案してきました。上質でありながらライフシーンに馴染むアイテムの数々は今なお多くの方々を魅了し、2023年秋冬には30周年を迎えるなど長く愛されてきたブランドでもあります。そうした23区のブランドの価値を、どのように創出し発信していくか。その戦略を考えるのが私たちMD(マーチャンダイザー)であり、その旗振り役としてチームを牽引するのがチーフとしての役割です。
魅力的な商品を企画するためには、世の中の動向に加え、お客様の幅広いマインドをキャッチし、理解することが大切だと思います。DB(ディストリビューター)やVMD(ビジュアルマーチャンダイザー)、エリアの営業と細やかな情報共有を行い、時には店舗に足を運びファッションスタイリストから直接話を伺う。様々な手段を通じて、チーム全体で目線を合わせて感度を共有することが、良い企画・戦略につながると考えています」
商品企画を立てるのはシーズンごとに年6回。絶対的な正解がないからこそ、多角的な情報に触れることが欠かせないのだとか。一方で、データに従うだけではなく、得られた情報を自分自身のフィルターを通してアレンジし、企画のアイデアに昇華させることが大切だという。

23区を担当するチーフMDの役割とは

Interview02

オンワード樫山だから得られる特別な経験値

「私たちが生み出したアイデアや商品に賛同していただけることが素直に嬉しいです。もともとお客様のライフシーンをサポートし、感性に触れられる仕事をしたいと願いオンワード樫山に入社したので、23区のアイテムを身につけている方を見かけると、入社当時の願いが叶えられていると実感します。
また、最近では特別な経験をすることもできました。23区は2023年秋冬に30周年を迎えました。この記念すべきタイミングで、ブランド初のランウェイショーを開催することになったのです。私も企画から携わり、これまでの仕事人生で最も特別で、刺激的で、楽しさを味わえた瞬間でもありました。
関わるスタッフは100名規模。百貨店などの取引先、ゆかりのある方々を含めてご招待したお客様はおよそ500名にものぼります。会場を押さえるだけでも半年ほどかけ、照明などの機材やケータリングなど、運営のプロの皆様から協力を得ながら緻密に準備を重ねました。
ランウェイショーは私たちにとって初めての試みであり、ファッションに携わる上で憧れの仕事でもあります。全てが手探りで進むなか、全員が同じ方向を向き、部署や役職の垣根を超えて協働する。大きなプロジェクトを成し遂げる過程で全員が1つのチームとして機能し、絆が深まったような気がします。」
オンワード樫山の魅力は重要な仕事を任せてもらえる土壌にある、と語るSさん。ランウェイショーはトップダウンの決定ではなく、社員たちの想いが自然と広がり実現に向けて動きだしたのだとか。このプロジェクトに23区のチーフMDとして携われたのは、大きな自信になったと語る。

Interview03

30年のその先へ。23区が歩む未来とは。

「23区というブランドが30年間続けられたのは、ひとえに、お客様が長年にわたりご愛顧くださったおかげです。これまでご支持いただいたJAPANESE WOMEN’S STANDARDというコンセプトは、これからも変わることはないでしょう。その時代のニーズをとらえたアイテムと、トレンドをバランスよく取り入れたデザイン、上質な素材感で作られる服により常に自分らしくいられる安心感は、この先の未来も守るべき価値だと考えています。長い時間をかけてお客様と共に育んできたブランド価値を、今まで以上に多くの方々へ届けたい。これが今、私が向き合っている23区の未来です。
現在23区は、売上の70%ほどが百貨店などの取引先の実店舗で、残りの30%がECサイトで構成されています。多くのファンを生み出してきた百貨店のマーケットを軸にしながらも、これまで出会えなかったお客様へブランドの魅力を届けられるよう、流通の可能性を探りお客様との接点を増やそうと思案しているところです。加えて、商品のグレードやプライシングなど、それぞれのマーケットに強みを持つ商品を送り出したいとも考えています。
そのためには、私自身が停滞していてはいけません。お客様から求められるアイテムとは何か、好まれるディテールは何か。私の発想だけではなく、新たにチームに加わってくれるみなさんの素直なアイデアや感性に刺激を受けながら、未来へ続く答えを探したいと思っています。」
お客様に支持される商品を生み出すには、生活者として、いち消費者としてアンテナを張ることも大切だといいます。既成概念にとらわれない若手の素直な発想が、商品企画の大きなヒントになることも多いそう。裁量権を持って大きな舞台で活躍できるチャンスを掴んでほしいと話してくれました。

MESSAGE

MESSAGE

「私たちの仕事には、明確な正解があるわけではありません。売上データから見える情報だけではなく、街を歩いていて目にするもの、手に取るもの、そのひとつひとつが商品開発のヒントとなり、オンワードブランドのアイテムに活かされていくんです。だからこそ、ファッションのトレンドはもちろん、世の中の様々な出来事にアンテナを張りインプットを心がける姿勢が大切なんだと思います。
探究心を働かせて得た発見や刺激を俯瞰することで、マーケットのニーズに落とし込んでいく。そして、自身の発想が起点となって生まれた商品がお客様に届く。生活者としての目線を仕事に昇華させられるのは、MDの特別な面白さだと思っています。」

(掲載の内容は撮影当時の情報に基づいております。)

PAGE TOP