一球目を正確に投げることが求められる
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第三カンパニー商品Div.
anySiS商品Sec.
MD - M.O
Interview 01
ブランドを支えるチーフMDという仕事
「女性ブランド『any SiS』のチーフマーチャンダイザー(MD)を担当しています。デザイナーと二人三脚で何をどれだけ作りどう売るかを通して、ブランドを最初から最後まで支えるのがMDの役割です。仕事では半年~1年先を予測し、商品を生み出していきます。当初は売れると思った商品でも短期間で状況が変わることがあり、計画には細かな調整が必要です。
ブランドの核となるチーフMDには、一球目を正確に投げる責任の大きさがあります。そこから思ったとおりに商品が売れたときは、大きな喜びを感じます。なかには予想どおりに売れないこともありますが、そんなときは先輩MDに言われた「いいときもあれば、悪いときもある」という言葉を思い出し、考え過ぎずにポジティブに次に挑戦することにしています。」
ブランドの方向を照らすチーフMD。失敗を恐れず失敗から学び、未来に向かってチームをいざなう視線は、常に明るい。

Interview02
無理だと思っても、一旦考えてみる
「チーフMDになったのは、2021年からです。現在、any SiSは、私のほかにMDが2人、デザイナーが7~8人、パタンナーが2~3人という十数名のチームで運営しています。MDからチーフMDに昇任して感じたのは、気に掛ける範囲の広がりですね。MDは自分が担当する商品に注力しますが、チーフMDはブランド全体を見なければなりません。メンバーの不安を解消してチームを前に進めつつ、部門間や取引先との調整もおこなっています。
関係する人が多く、仕事で難しい局面にぶつかることがありますが、そのときはすぐに諦めず、一旦考えてみることを心掛けています。「もしかしたらできるかも?」と考えているうちに、気が付くと山を登り切っていることがあるんです。もともと人と話すのが好きなので、会話を通して感じた新しい発見も、日々の業務に役立っていると思います。」
たくさんの人と触れ合い率直に意見を交わすなかで、ブランドの価値向上につながるヒントが生まれていく。
Interview03
子育てや介護をする社員に優しいオンワード樫山
「オンワード樫山は、子育てや介護をする社員に優しい会社だと思います。リモート勤務もOKですし、選択制のシフト勤務も用意されています。私には今5歳になる子どもがいますが、月・金はリモート勤務、火・木は出勤、水は社外で商談というスタイルで働いています。長く勤務している先輩のチーフデザイナーには、お子さんが大学生になったという人もいます。家族も大切にしながら、長く勤められる環境が整っていると感じます。
今後については、コロナ禍で停滞した消費の回復を狙って、これまでよりもさらに上を狙いたいと思っています。オンワード樫山の中でもany SiSは規模が大きいブランドです。新しい領域の商品も開発しながら、顧客を拡大していきたいですね。」
MESSAGE

「ファッションに興味がある方なら、好きなものを仕事にするおもしろさをオンワード樫山で感じてほしいと思います。人生は長いので、やりたいことをやったほうがいい。オンワード樫山は会社が大きいぶん、アパレルの仕事として携われる範囲が広いのが魅力です。大きな組織で得た経験は、多くの場所で役に立ちます。」
(掲載の内容は撮影当時の情報に基づいております。)