ONWARD

東京店販売第一部営業一課 総合職課長平野 佳代子KAYOKO HIRANO
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会社を好きになり、仕事を楽しむことが何より大切

「私の場合、正直に言うと就職活動が始まっても興味がある業界を絞りきれていませんでした。人と接して喜んでもらえる仕事がしたかったので、営業職を希望していろいろな業界の会社を受けていました。」オンワードに入社する決め手になったのは、選考の過程で良かったことや反省点をアドバイスしてくれて、就職活動を支えてくれた人財部の存在だった。「学生にとっては人事の方としか会社との接点がないので、そこから受けた印象は大きかったです。前向きで明るくて一緒に頑張ろうという雰囲気に惹かれましたし、選考が進むなかで励ましてもらったことも嬉しかった。この会社に入りたいと強く思うようになりました。」

入社したときには、この会社を好きになっていた。仕事とプライベートを分けるのが今の時代の流れかもしれないが、周りの社員にも自分がそうだったように会社や仕事を好きになってほしい。残念なことに、せっかく入社しても辞めてしまう新入社員もいる。そうならないためにも、仕事の楽しさを見つけることは大切だ。「人に興味がある。もっと話を聞きたい。話したい。役に立ちたい。そう思える人であれば、仕事のなかに楽しさを見つけられると思います。」営業課長として、チームのメンバーがモチベーションを落としていないか、常に気を配っている。

ファッションスタイリストやお客様の反応、さまざまなリサーチを元に3000着発注したコートを売り切った

入社からずっと営業として働いてきて、営業の仕事は幅広く一言で語るのは難しいと改めて感じる。営業事務のようなこともするし、催事の前に商品を補充する物流的な仕事もある。売上などの数字の管理はもちろんのこと、お客様に対面して接客・販売も行う。「オンワードの営業は、必要なことなら何でもやる職」だ。「言われたことをやるだけ、同じことをルーティーンワークとして処理するだけでは不十分です。アンテナを高くして、どんなことにも興味を持ち、いろいろなことに自分から気がついて行動できる人でないと向かない。それと、自分の判断を信じること、決断力も大切です。上司からアドバイスがあっても、自分が現場を見て『こっちのほうが良い』と思うことがあったら、しっかり意見としてぶつけてほしい。そのなかで一緒に正解を探して、成長していきたいですね。」

ときには上司とぶつかってでも意見を通す。難しいことのように思えるが、オンワードの営業は本当に納得出来るまで自分の意見を曲げない、いい意味での頑固者が多い。「入社3年目のときに担当していた「SONIA BY SONIA RYKIEL」というブランドで、ダウンコートを1品番で3000着発注したことがあります。8支店の中の1支店で1品番で、約1億円の発注金額。上司からは『そんなに売れるわけがない』と制されましたが、支店長にまでお願いした。自分で店舗に足を運んで感じた手応えや、ファッションスタイリストからの声やコミュニケーションを通して得た何かに、自信がありました。その発注を押し通して、結果として飛ぶように売れた。今思うと、たかだか3年目で怖いもの知らずだったからできたような気もするのですが、オンワードは、若手でも任せてもらった仕事は最後までしっかりやらせてくれる、すごい会社だと思います。」

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店頭のファッションスタイリストと一緒にチームとして売上げを達成する喜び

若手がさまざまな仕事を任されることで成長する裏側には、仕事を思い切って任せる上司からの信頼がある。「いろいろ口をはさみたくなってしまう場面もあります。でも、自分もいろんな失敗と成功を経験しながら学んできたのだからと、若手に任せるようにしています。もちろん見落としていることを指摘したりアドバイスしたりすることもありますが、みんなが最善だと思ったことは貫いていますね。」そういった、芯の強さのある人が集まっていることが、チームとしての力にもなっている。

日々の業務は「売上」という結果を出すために行われている。とはいえ、ただ数字だけを追えばいいというものではなく、店頭のスタッフとの一体感も大切だ。ファッションスタイリストと毎日一緒に働いているわけではない。だからこそ、商品の補充や取引先とのコミュニケーションなど裏方の仕事に走り回り、時には自ら店頭にも立つ。そうして目標の売上げに到達できたときの達成感は並々ならぬものがある。とはいえ、店頭は楽しいことばかりではない。「私も営業担当時代は、毎週販売を手伝っていました。店頭でファッションスタイリストがどのようにお客様と接しているのか。売上という数字と直面してどのように働いているのか。どんな悩みがあるのか。自分が営業として、取り除いてあげられるストレスはどんなことか。それを感じることが、とても大切です。『一人はチームのために、チームは一人のために』いつの時代も普遍的なことだと思います。」個人ではなくチームとして働くこと。それによって、「ファッションを通じて、人々の生活に潤いと喜びをもたらしたい」というオンワードの理想に向かって進んでいく。

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東京店販売第一部営業一課
総合職課長
平野 佳代子

経歴

  • 1997年入社
    関東支店 ICB 営業
  • 1998年関東支店 SONIA BY SONIA RYKIEL 営業/商品担当
  • 2002年23区 営業/商品担当
  • 2003年課長代理に昇進
  • 2007年課長に昇進
  • 2011年関東支店 自由区 営業課長
  • 2012年関東支店 組曲 営業課長
  • 2013年関東支店 組曲/any SiS 営業課長
  • 2014年23区/Calvin Klein 営業課長
  • 2015年自由区 営業課長

所属部署は取材当時

Weekly Schedule一週間のスケジュール

Mon
会議(売上、店頭の市況などの分析)/店長会議(1週間の振り返りと、今週の対策を共有)
Tue
月曜日の決定事項に対する具体的な指示を営業と共有
Wed
休み
Thu
休み
Fri
来期予算作成、施工業者と来季の店舗改装に向けての打ち合わせ、等
Sat
店舗で来季に向けての打ち合わせ、スタッフとの面談、取引先との商談。百貨店を回ってリサーチ
Sun
店舗で来季に向けての打ち合わせ、スタッフとの面談、取引先との商談。百貨店を回ってリサーチ
  • Fashion stylist / スタイリスト
  • Sales / 営業
  • Merchan diser / マーチャンダイザ
  • E business / E ビジネス
  • Patterner / パタンナー
  • Designer / デザイナ
  • Production quality control / 生産 品質管理

ENTRY エントリー

  • New graduate 2017年新卒採用
  • Plan / Technology 企画/技術(中途採用)
  • Office job / Other 障がいをお持ちの方(中途採用)