第15回支援活動:カザフスタン共和国

支援物資:毛布4,000枚 ■ 協力先:日本赤十字社

「オンワード・グリーン・キャンペーン」を通してお引き取りさせていただいた衣料品をリサイクルして作った毛布4,000 枚を、日本赤十字社の協力のもと、カザフスタン赤新月社へ寄贈しました。10月21日(火)にはカザフスタン・カラガンダ州にて、10月22日(水)にはカザフスタン・アクモラ州にて、当社社員が現地の方々に直接リサイクル毛布を手渡す寄贈式を行いました。

第15回目の支援先であるカザフスタンは、石油、天然ガス、ウランなどの豊富な天然資源に恵まれ、中央アジア諸国の中では最大の経済規模を有しています。一方で、急速な経済成長に伴い都市部や地方部での貧困率の差が拡大し、経済格差と社会格差が課題となっています。また、広大な平原地帯が広がる内陸国であるため、気候変動による砂漠化や水資源の不足、農業環境の悪化といった深刻な影響が懸念されている他、地震や洪水、土石流、地滑り、干ばつ等の自然災害リスクにさらされています。特に北部や東部の地域では冬季に極寒の気候となり、積雪も多く気温が氷点下40度を下回ることもあります。

カザフスタンの農村部や地方部では、都市部に比べて暖房設備が不十分であることが多いため、特に寒さが厳しい地域で生活する障がいを持つ子どもがいる世帯、多子世帯、低所得世帯にとって毛布は生命を守るために不可欠な物資となります。

この度当社が寄贈したリサイクル毛布4,000枚は、厳寒となる地域において子どもを抱える世帯などの支援を必要とする方々へ、カザフスタン赤新月社から配布されます。

プレスリリース:https://www.onward-hd.co.jp/release/2025/20251023_2.html

配布対象 支援を必要とする方々

枚数 4,000枚

配布時期 2025年10月

合計配布枚数 4,000枚