専門職
ファッションスタイリスト
最前線でファッションを提案する

松本 千織
Chiori Matsumoto
『23区』
CAREER
2005年 | 入社 |
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2005年 | 東京店『23区』配属 |
※所属部署は取材当時
STORY1
来店されるお客さまを一目見れば、
コーディネートが浮かぶ。
新人時代から配属された首都圏の百貨店を担当。そして、入社からわずか7年で、東日本最大級の店舗で店長になった。「配属されたときから、自分もあのようになりたい、と思える先輩ばかりでした。それを目指してきただけです」。ファッションスタイリストは、販売する仕事というイメージがあるが、そうではないと強調する。「こちらが販売しようとすると、お客さまにはそれが伝わってしまいます。そうではなくて、お客さまが必要としていることを的確にアドバイスする。また、お客さまに合ったスタイリングをコーディネートして差し上げる。それが、真の仕事です。提案を喜んでいただけると、本当にうれしいですよ。実際、私は仕事が楽しくて仕方がありません」。だからこそ欠かせないのが、商品の知識だ。新人時代は、ストックルームの整理も担当したが、大きな意味があった。そこで商品をしっかり学ぶことができたからだ。「例えば、素材の特徴。お店の商品は多岐にわたりますから、特徴をしっかり把握していないと聞かれても答えられません。また、それを自分の言葉で自然に伝えられるかどうか。どのような人に合うか、まで思い浮かべられるかどうか」。今は、お店に入って来られるお客さまを一目見れば、店内の商品ですぐにコーディネートが浮かぶようになった。