総合職
MD(マーチャンダイザー)
ブランドビジネスを創り上げていく

森永 麻衣子
Maiko Morinaga
SR事業本部
SR商品部
CAREER
2004年 | 『組曲』 営業 |
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2009年 | インポート雑貨バイヤー |
2010年 | 『エニィスィス』MD |
※所属部署は取材当時
STORY1
分析することで結果を出すという方法を知る。
すごいことをする会社だと思った。入社一年目、『組曲』の営業に配属。担当として委ねられた店舗のひとつが、東京の百貨店の中にある全国一番店だったのだ。売り場は100坪。棚卸し残高は億の単位。「泣きそうになりました。右も左も分からない中、大変なお店の担当になってしまって」。しかし、意外に冷静な自分がいた。一人でなんとかできるものではない。ファッションスタイリストを始め、多くの人との協力で売り上げは成立するのだ。「だからまず考えたのは、営業の私がいる意味は何だろう、ということでした」。気づいたのは、複数店舗を担当していたこと。他の店舗の情報を持っているのだ。「例えば、トップスとボトムをこんな組み合わせたにしたらよく売れた、という情報があったり、ダウンをこの場所に移動しただけで手に取ってくれる人が増えた、という情報があったり。そういう他店の情報をいろいろなお店にフィードバックしていくようにしたんです」。土日の成功例を週明けに分析すると、週半ばでトライアルをしてみる。これはいけそうだ、となると次の土日に大きく展開する。ビジネス書でよく紹介されるPlan-Do-Check-Actionのサイクルを自ら実践。売り場から頼られる醍醐味を知った。「そういえば、経営者の本や組織、マネジメントの本などをよく読んでいました」。こうした分析力は、今のMDの仕事に活きている。